あなたの家や住まいの‘こだわり’は?

我が家に泥棒が入ったが・・・

私がまだ子供だった頃、家族が家に居たにもかかわらず泥棒が入りました。
その頃の我が家は、父の会社の取引先から支払ってもらった約束手形が不渡り手形になってしまうという大惨事の真っただ中でした。
だから泥棒が入っても現金などあるはずもない状態なのでした。
母は会社を助けるために、持ち株を売却し質屋に父の趣味の骨とう品や着物を入れに行っていたので自宅にはもう値打のあるものは何もなかったはずです。
我が家に入った泥棒もきっとびっくりしたことでしょう。
箪笥を開けたら空っぽ。
株券もお金も入っていないので金庫には鍵もかかっていない。
ところがその泥棒は、冷蔵庫を開けたらしく指紋が残っていたのです。
残念なことに冷蔵庫も空っぽだったので何も取られていませんでした。
ところが、米が盗まれていました。
米を丁寧に1合、2合、3合と押して持って帰ったようでした。
よほどお金に困った泥棒だったと思うと、警察に連絡するのも可哀そうだと思ったけれど気がつけば弟がさっさと110番通報していたので冷蔵庫からも指紋が発見されたのです。